フローズンタイム

素晴らしい映画だ。
男は名前を付けて保存なんだよなぁ…。
別れた彼女が夕焼けの西日に照らされている情景を主人公が思い出している。綺麗なシーンだ。
主人公の一人称の語りで映画は進む。
不眠症の主人公は現実と想像の境がわからず、時間の止まった世界を生きるようになる。自分だけが動ける世界でスーパーの女性客の服を脱がしヌードデッサンを行う。
そしてスーパーのレジ係の同僚の女性の美しさに気づく。エミリアフォックス。彼女の絵を時間の止まった世界で描き続ける。

アホな職場の人たちだけど、どこか憎めない。偉そうな店長もバカな同僚たちも。みんなでフットサルしてボコボコにやられたり、パーティにストリッパー呼んだり。

監督は写真家のショーンエリス。たしかにシーンの一つ一つの構成が美しい。夕日にうつしだされる元彼女や静止した雪の世界など。世界を止めて見る主人公の世界は、一瞬一瞬の世界の動きを静止させて切り取る写真家ならではの視点なのでは。

悪友のイタズラで画廊のオーナーのところに自分の書き溜めていた絵を持っていく。約束していないとオーナーに言われ帰ろうとするも、せっかく来たのだから見せろというオーナーに絵を見せる。才能を認められ、念願だった個展が開かれる。
誤解で怒らせてしまった彼女の家に個展フローズンセコンドの招待チケットを送る。これはかっこいいよな。
主人公の個展に訪れる赤いワンピースを着た彼女。静止した世界で描かれ続けた自分の絵の数々を初めて目にする。

キスしてなぜか彼女も静止した世界を動けるようになる。空中にとどまる雪の中へ出て行く二人。
ハッピーエンドでいい映画。

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